もう消してしまった昔のWeb日記には熱く書いた文があったと思うんですが、
なんて書いてたっけ...?
でも好きだという事は変わりがないので、まぁいいや
先日NHKのにんげんドキュメント(放送記録2007の2月欄参照)で、私の愛して止まない画家である横尾忠則さんの老人宣言が取り上げられていました。
グラフィックデザイナーから画家に転進する時も「画家宣言」なさったそうですが、
宣言する事で後に退けないようにするというか、自分に言い聞かせているというか、
そんな印象です。
でもそれをちゃんと自分のモノにしてらっしゃるのだからやっぱりスゴイ訳で。
彼の絵に出会ったのは高校生の時で、初めて見たのはグラフィック作品でした。
←コレなんですが、真ん中でクビくくってるのはご自分だそうです。
左下の赤ちゃんの写真もご自分で(1と1/2だから一才半ね)
それなら生と死、みたいなテーマなのかと思うんですが、そんなに深い意味はないようです。
でも何もわからないなりになんともセンセーショナルだったんですよね。
その頃、絵を見るのは大好きでしたが、なにせ知識がないので見るだけ無駄だ、もったいないと思ってました。
でも横尾さんがおっしゃった「絵は頭で観るもんじゃない」という発言がいつまでも心に残り、実際初めてご本人にお会いした時、「若いうちからたくさんキレイだと思うものを観なさい、いろんな知識は後からついて来るから」と言っていただいたんです。
それをキッカケに色んなもの観に行く様になりました。
何にも解らなくても、何度も足を運べば「この絵は誰が描いてるんだろう?」とか、
「この絵は前観た絵と感じが似てる...作者が同じなんだ!」とか、段々解ってくる事がたくさんあります。
そういう過程がまた楽しい
私の美術好きな知識はまだまだ未熟で、知らない事の方が多いくらいですが、
友人で「観てもわかんないから」という人には必ず「色が綺麗だとか、この絵がなんとなく好きだとか、それだけでいいんだって。」と言う様にしています。
興味がないんだったら観なくたっていいと思うけれど、少しでもあるのなら、
観ないより観る方がずっといい。
横尾さんに出会って、その言葉を実行した感想です
ちなみに肝心の彼の作品ですが、かなり好みは分かれると思います。
それこそ「意味不明」「ちょっとコワイ」なんて感想を聞いたりもしますが...
私にとっての彼の作品は「癒し」でなく「刺激」です。
いつみても色んな「隠しダマ」があり好奇心が満たされる、そんな感じ。
印象派やシュルレアリズム、古典主義にバロック、ルネサンス、モダンアート、日本画。
色んな絵を観るしどれも大好きですが、
私の帰って来る芸術はいつも横尾さんです。
なんて書いてたっけ...?
でも好きだという事は変わりがないので、まぁいいや
先日NHKのにんげんドキュメント(放送記録2007の2月欄参照)で、私の愛して止まない画家である横尾忠則さんの老人宣言が取り上げられていました。
グラフィックデザイナーから画家に転進する時も「画家宣言」なさったそうですが、
宣言する事で後に退けないようにするというか、自分に言い聞かせているというか、
そんな印象です。
でもそれをちゃんと自分のモノにしてらっしゃるのだからやっぱりスゴイ訳で。
彼の絵に出会ったのは高校生の時で、初めて見たのはグラフィック作品でした。
←コレなんですが、真ん中でクビくくってるのはご自分だそうです。
左下の赤ちゃんの写真もご自分で(1と1/2だから一才半ね)
それなら生と死、みたいなテーマなのかと思うんですが、そんなに深い意味はないようです。
でも何もわからないなりになんともセンセーショナルだったんですよね。
その頃、絵を見るのは大好きでしたが、なにせ知識がないので見るだけ無駄だ、もったいないと思ってました。
でも横尾さんがおっしゃった「絵は頭で観るもんじゃない」という発言がいつまでも心に残り、実際初めてご本人にお会いした時、「若いうちからたくさんキレイだと思うものを観なさい、いろんな知識は後からついて来るから」と言っていただいたんです。
それをキッカケに色んなもの観に行く様になりました。
何にも解らなくても、何度も足を運べば「この絵は誰が描いてるんだろう?」とか、
「この絵は前観た絵と感じが似てる...作者が同じなんだ!」とか、段々解ってくる事がたくさんあります。
そういう過程がまた楽しい
私の美術好きな知識はまだまだ未熟で、知らない事の方が多いくらいですが、
友人で「観てもわかんないから」という人には必ず「色が綺麗だとか、この絵がなんとなく好きだとか、それだけでいいんだって。」と言う様にしています。
興味がないんだったら観なくたっていいと思うけれど、少しでもあるのなら、
観ないより観る方がずっといい。
横尾さんに出会って、その言葉を実行した感想です
ちなみに肝心の彼の作品ですが、かなり好みは分かれると思います。
それこそ「意味不明」「ちょっとコワイ」なんて感想を聞いたりもしますが...
私にとっての彼の作品は「癒し」でなく「刺激」です。
いつみても色んな「隠しダマ」があり好奇心が満たされる、そんな感じ。
印象派やシュルレアリズム、古典主義にバロック、ルネサンス、モダンアート、日本画。
色んな絵を観るしどれも大好きですが、
私の帰って来る芸術はいつも横尾さんです。