2008年08月

口べた

ohno004.jpg昨日の晩、8/23に行なわれた(BShiではその日に中継してたみたい)大曲の花火をBSで観ていました。
花火師が日本一を目指して競う大会。
どれくらい真円に近いか、どれだけ一瞬で消えるか等、審査基準があるようですが、
素人目にはどれも素敵。
時間差で火薬が光ったり色が変わったり...
あまり花火中継は観ない方ですが、これだけはいつも観てしまいます。

もうひとつ何とも言えず良かったのが、進行のアナウンサーの隣のベテラン花火師さんでした。
協会の偉いさんなんでしょうが、この人がとにかく、口べた!

アナウンサー「この花火のポイントと言えばどんな点でしょうか?」
花火師さん「...あの、パァッとですね、まんまるく...その綺麗に..あの...」
アナウンサー「あ、次の花火が上がるようですね、それではご覧ください!」


なーんて言う風にコメントになってねぇ、それ。という言葉ばかり。笑い
テレビ的にはアカンやろ、って人もいるでしょうが、
現役の頃は賞の常連だった人だそうなので腕は確かなんでしょうね。
こんな昔気質な人、たまらなくイイ感じです。

百貨店で「日本の匠」と題して職人さんが実演に来る催事をよく覗きに行きますが、
そこでも質問に言葉で答え切れず、実物で「これをこうしてこうなると...」という人がいます。
伝統的な技法は、買う人や後継者がいなかったり危機的な所が多くて、
それを脱する為に若い人が積極的に上手にセールストークする事も最近は増えてきました。
それはそれで必要な事だけど、やっぱり言葉じゃなく腕を見てくれ!という口べたな職人も残っていて欲しいなぁと思うのでした。

50回忌法要

10月の連休に東へ行こうと思ってました。
色んな予定やお財布具合からしてそこがベストだったから。

でも親戚の本家の誰か(誰かは解ってます、念の為汗)の50回忌法要とかで
何故か私が行くという事に。
祖父母が高齢で元気だけど移動がしんどいって事と、
叔母さんは知らない場所(ほとんど行った事の無い所なので)を1人で歩けない人という事。
1番フットワーク軽く、知らない場所でもなんとかしそうなうちの家の人間=ワタシ落ち込み

あまり会った事無い親戚の家へお供え持ってくだけとしても何故行くのかとか、
大人だけど大人の事情が解らないんですが、言い逃れ出来なさそうです汗
...というか誰かお車代出してよ...祖父母に対しては悪いのでそんな事言えませんが。言ったら出しそうだしね...ダメ

ところで、冠婚葬祭のマナーや色んな贈り物の熨斗の知識が乏しい私ですが、
以前働いていたところは、知る人ぞ知るお店で、進物の依頼も多い場所でした。
そこで色んな熨斗紙を知りました。
50回忌がお祝いだという事を知ったのもそこで。
お供えの水引や包装もお祝い用の紅白で。(多分地域・宗派によっても違うと思いますが)
理由は、50回忌を迎えると故人の霊が完全に浄化されると考えられている事と、
そこまで法要を行ってくれる家人がいる事へのお祝いだそうで。

とりあえずは50回忌で終わり、次は50年先だそうですが...
その頃はもし生きてても多分行かれへんな...というか50年も経ったら親戚の方でも
知った人がいなさそう。
いずれにしろ気の遠い話です。

横尾忠則展

親戚の都合で東京へ行けなくなりそうですショック
別に何か大変な事ではなく、どちらかというとお祝いなんですけど...
東へ行きたいのに、西へ行くハメになる...orz
詳しくはまた後日。

お盆の帰省の為何かと忙しかった夏でしたが、大好きな横尾忠則氏の個展にはなんとか行きたいと思っていました。
会期中3回は行きたい!トークショーも公開製作も観たい!!と思っていたのですが、色々都合が合わず叶いませんでした悲しい
それでも最終だった23・24日、必死で行ってきました!
絵画(芸術品)を観るのは大体のジャンル好きだし、よく行くとは言えど、
大好きな芸術家の作品だけを堪能出来る展示というのはまた特別です。
観た事無い新作もあってウハウハでしたドキドキ小
気に入ったのは(いやほとんど全部気に入ったけど)アンリ・ルソーの模写(ただの模写ではない)でしょうか。
横尾氏の作品にはいつも何か隠してあったりメッセージや遊び心が潜んでいて、
それを自分なりに探したり、宝探しの様に隅々まで観たり、長い時間をかけて眺めるのが楽しいんです。(それも好きだからこそ、だけど)
私の雑多な脳内の原点にはきっと横尾さんがいると思う程なのでした。
yokoo.jpg
何時間か堪能して、物販コーナーへ。
図録はもちろん買うに決まってるとして、グッズも買う気満々でそこそこ用意お金してきていました。
でも買える値段のグッズはほとんど持っているもので買う必要もなく、
ハガキコーナーへ。
オフィシャルHPでコツコツ買っているので、そんなにハガキも持ってないの無いか...と思ったら観た事無い絵ハガキがちらほら。
あれもこれも~~と調子こいてたら、ハガキだけでもの凄い値段になりました汗
でもま、幸せな買い物だったからいいかな。笑い

それは説明しようがない。

WOWOWでサザンのライブ生中継を観ていました。
とりあえずこのライブでしばらくお休み、というライブ。
生憎の雨雨(しかも画面を観る限り大粒汗)だけど、幸運にもこの会場で観ているファンは嬉しいだろうな~と思いながら眺めていました。
母もサザンが好きなので一緒に観ていたのですが...

母は1度も立って大騒ぎするようなライブに行った事がありません。
というか、美輪さんの音楽会にしか行きません。
いや、正確に言えば私が子供の頃、チェッカーズのコンサートに一度だけ付いて来た事がありましたが(私が小さかったから)全員総立ちの中、隣で座ってあの騒がしい中、居眠りをしていたのでした困った(全力で他人のフリをしました)
昔はグループサウンズが好きだったみたいなんですけど、なにぶん田舎なせいか、コンサート観た事がないそうで...。
今は誘っても「立つのダルい」とか「タバコ吸うのに抜けてええの?」とか言うので実現せず。
(美輪さんのは適度に休憩があったりするし最後以外は立たないので)

そんな母。
テレビを観ながら
「なんであんなんで泣くん?」
「なんであんな振り付け皆覚えてるん?」
「なんであんな飛んで来たテープ必死で欲しがるん?」
「なんであんな雨の中我慢するん?」.....などなど質問ばかり汗

好きなアーティストがこれでしばらく生で観られない、
振り付けのあるものはやっぱり一緒に踊りたい、
ただでさえ記念にテープは欲しいけど、こんな節目のライブなら尚更取っておきたい、
雨なのは辛いけど、後々いい思い出になるライブは結構こんなライブだったりする...
といちいち説明しましたが、返答は「訳わからん」「ちょっと頭オカシクない?」なんていうものばかり。

生のステージをその場所で共有するあの独特の感じは、体験してもらわないと絶対に解らないと思います。
もし、行っても解らないんだったら、もうずっと解らないって。落ち込み
あの気持ちの高揚とか、空気感は口でいくら言っても説明出来ないのでした。

「頭オカシいって言うけどさぁ、私もライブ行ったらあんなんやで?
チェッカーズが解散する時のコンサートの飛んで来たテープなんてまだ持ってるし。」と言うと、めっちゃめちゃビックリした顔でこちらを観てました笑顔汗

秋に賭ける

街へ行きたい!!ここ数日の私です汗

本当はこの夏、行きたい展覧会とかがいっぱいありました...
そもそも猛暑炎に負けて「来週、来週...」と延ばしてるうち、会期もない、暇もない~~という状態になってしまったのでした。
ええ、ええ。自分のせいですが落ち込み

去りゆく夏はもう諦めて、来る秋!!
芸術の秋にしたい(するつもり)です。
目玉は東京でのフェルメール展と、何故か母が行くと言い出した永平寺(3回目)。
東京に行ったら、また豪徳寺に行って大きい招き猫が欲しいんです猫
うちの家は豪徳寺の宗派と同じ曹洞宗だから、2つ買って片方は祖父母に送るのもいいかも、なんて。
永平寺は今まで2回行ったけど、あまり写真を撮らなかったので今回は撮りたいし。(修行僧以外は寺内何処を撮ってもいいそうです。)
あとPさんお薦めの京都のアーツ&クラフト展もいいしなぁ...ラブ

遊ぶ事ばかり考えて、仕事が上の空になりがちな昨今です。
ボーッとしてたら指削っちゃう汗
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