患者として来た小学生の子が、
「作文の宿題で自分の夢を書いてき~って言われてんけど、思いつかんねん」とボヤいてました。
「何になりたいとかないのん?」と聞いたら「金持ち!」と...汗
あぁ、そうね。私も金持ちにはなりたいヨ...(笑)
「何かなりたいのあったん?歯医者さんで働きたかったん?」と言われ、
「まさか~~。色々あったで。子供の頃は...」と言いながら、先日暇つぶしにやってた心理テストの事を思い出しました。
出所とかは忘れちゃった(確か適職診断だった気が...)んですが、質問の中に「あなたの夢は叶いましたか?」というのがあって、答えの選択肢は「叶った・叶わなかった・まだあきらめていない・夢はなかった」と4択でした。

考えた末、選んだのは「まだあきらめていない」
いい年こいて図々しい...と自分で苦笑い笑顔汗

うちの母は躾が厳しくて、超現実主義者でした。
今はそうでもない母ですが、私が子供の頃は実現不可能または困難な事・物の話は御法度で、しようものなら頭ごなしに「アホちゃうの!アンタ!!」と叱り飛ばされてました。
なんでなのか今聞くと、「考えの甘い子になってはイカンと思った」と言いますが、子供なんだから多少は良かったんじゃ...と思う私落ち込み
そんな母なので、私も表向きは「医療関係」なんていうおよそ子供らしくない、可愛げのない夢をかかげてたんですが...
実は中身は夢見る夢子ちゃんキラキラ
大体は子供らしいお馬鹿なものでしたが(芸能人になってフミヤと共演したいとか:笑)
どれもこれも音楽美術系。
ピアノは習わせてもらえなかったけど、小・中学校(高校も少しだけ:笑)は音楽部(ショボいです)、母親が仕事で留守番の時間はひたすら絵を描いてました。

成長するにつれて現実が見え、なりたかった職業は子供の夢物語として思い出に変わっていきましたが、何かを作ってそれを人にちょこっと見て欲しいという気持ちだけは消えず、
とうとう大人になってしまいました。
平たく言えば職業も「作る人」ではありますが、それは見て喜ばれるものでなく、
実用的な物。
私が作りたいのは、最低限生きてく上ではいらないけれど、見たら心の栄養分になってくれるようなそんな物。
何を、どんな物を作ればいいのか...というのは年がら年中模索中ですが(笑)

「私は、なんちゃってゲイジュツカ、になりたいなぁ~。」
「そのゲイジュツカ、って儲かるん?」
......世の中お金は本当に大事だけど、それだけじゃないって事、
彼女にもいつかわかる...かな...お金