goju.jpg法隆寺へ行ってきました。
以前から友達が行きたいと言っていたし、今ちょうど平成の玉虫厨子を公開中って事で私も行きたかったので。

私が法隆寺に行くのは実に十何年ぶり!
高校の遠足で行ったような行かなかったような(中学の時かも...)という曖昧さ。
当時の大阪の子供達は、自分で行かなくとも遠足でうんざり(笑)するくらい寺や名跡に行かされるので、その辺の時期は特定出来ず。
大人になってみれば、京都・奈良という古都に挟まれた恵まれている環境なんだと実感出来るのですが、子供だった頃にそんな事わかりませんウインク

行ってみると大阪から徒歩時間含めても1時間前後でした。
結構お手軽な場所やったのね...とビックリ。

入り口を入ると金剛力士像がお出迎え。
東大寺のそれに比べれば小ぶりですが、それでも大迫力!
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上の写真の五重塔は日本最古の物だそうです。
東寺や興福寺の物と違い、四方の扉から中が覗けます。

途中色んな仏様や宝物を見つつ、楽しみにしていた平成の玉虫厨子へ。
以前、正倉院展で観た玉虫の厨子は真っ黒(笑)で、絵は微かにしか読み取れず、
玉虫の羽根も残っている(目で確認出来る)のは1枚だけ。
作った当時はどんなんだったろうと思っていたのです。
今回も大元の国宝である玉虫厨子が展示されていましたが、やっぱり真っ黒(笑)

新しい玉虫の厨子は2つあって、飛騨のお金持ちが出資し、片方は法隆寺へ奉納。
片方はこれが終わったら飛騨へ行くんだそうです。
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奉納される方は玉虫の羽根も控えめでしたが(でも調べてみたら、こちらの方が忠実に再現されているらしい)、飛騨に帰る方は蒔絵部分にも玉虫の羽根を使い絢爛豪華キラキラ
3万匹使ったそうです。国宝やら桜やら、色々観たのに一番3万匹というフレーズが心に残った今回の法隆寺でした(笑)

ちなみに桜は満開には少し早かったけれど、とても綺麗でした。
観光客もそんなに多くなく(意外!!)ゆったり観てまわれる良い場所でした。
今度は紅葉の季節に行くのもいいかもドキドキ小
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