京都国立近代美術館での「ラグジュアリー・ファッションの欲望」展

ファッションをラグジュアリー(豪華、贅沢)という観点から考えるという展覧会。
服飾の事なんてまるで素人(いや素人以下かも)なんですけど、
最近とにかく刺繍が気になって。
17世紀~のドレスが出るようだったのでそれが観たかったのです。
機械が導入される前の、手作業の金糸銀糸の刺繍。
どれほどの時間がかかったんだろうとか気が遠くなりつつ、細部までじっくり観察出来ました。

豪華な後は「削ぎ落とすことは飾る事」というセクション。
無駄な装飾は省いたシンプルな服ばかり。シンプルな中にそれぞれの個性があってこれはこれで面白かったです。
ただ...ナイスバディじゃないと着れないな、絶対(笑)

川久保玲の展示も面白かったです。
実際服をマネキンの反対側に、その服の平面図(展開図じゃなく、着る前の広げた図)の写真があるんですが、
「どっから首出して手出すの???」と思う不思議な平面図。
デザイン描いて、平面←→立体を考える頭、凄過ぎる...汗

1002.jpgドレス以外の点で惹かれたもの、ヒールの装飾です。→
こういうヒールのサンダル、欲しいなぁ笑顔
あ、そうそう、髪飾りで船になってるやつがありました。
セットした髪の上に帆船が乗ってるんですよ、30cmくらいの大きいのが。
マリー・アントワネットの映画とか観ると、とんでもないのが頭に乗ってる事ありますけど、
本当に史実なんですねぇ...