展覧会

「国宝 鑑真和上展」

土曜は奈良に「鑑真和上展」を観に行ってました。
唐招提寺の平成の大修理が終わる記念の展覧会です。

sitennou.jpg今、阿修羅様が東京へ行ってガラスもなく360°観られると言うのを、テレビや各方面で観て
少なからず羨ましいと思っていたのですが、この展覧会それを意識していたのか、
国宝の帝釈天や四天王さん達、ガラスなしで360°観る事が出来ましたキラキラ 
阿修羅様も10月からご帰還の特別拝観があるそうなので、360°観られるようにしてくれないかな。
奈良で観てこその価値もあると思うんやけど。

話ちょっと逸れましたが、見応えある展覧会でした。
瓦とか軒支輪板(軒下を支えてる板)とか、素人目には全くガラクタ(というかゴミっぽい汗)がサクッと国宝だったり。
横に再現された色鮮やかな複製品が並べてありましたが、元はそうだったということですよね。
京都の古いお寺もそうだけど、建立当時はとても色鮮やかでサイケデリックだったんですよね。
その当時の様子、チラッとでも覗きに行ってみたいもんです。CGの再現映像じゃなく。
もちろん金色に輝く舎利入れ(要するにお骨)など、目にも立派な国宝も。

最後には東山魁夷の障壁画がありました。
波の絵が、たくさんの色を使っているわけではなさそうなのにとても美しかったです。
大袈裟ではなく、本当に音まで聞こえるようでした。

そして...前も言いましたが、彫ってみたいなぁ、仏像。
刺繍と仏像、近頃の私の願望とキーワード(笑)です。
hotoke1.jpg

「小袖 江戸のオートクチュール」

「小袖 江戸のオートクチュール」大阪市立美術館。
名古屋~東京と巡ってきた展覧会です。
やっと来たのね、関西へキラキラというか松坂屋の京都染織参考館の物なので、
お帰り~!と行ったとこでしょうか。
何度も言うようですが、刺繍に惹かれる今日この頃ラブ

ami.jpgいや、期待通りでしたドキドキ小
手作業の細かさにただただ感心するばかり...。
デザインも斬新な物が多くて、着物には全く詳しくない(こればっかり言ってるような気が:笑)私のような人間でもとても楽しかったです。
刺繍ではないですが、この網に魚介類がかかってる発想とか面白いと思いました笑い
これまた、美術館のある天王寺公園は人がいっぱいなのに、美術館は空いてました笑い
...皆、連休には美術館とか行かないんでしょうか汗
こういうのを観ると着付け習いに行きたくなって色々調べるんですが、
なかなかありません...平日だとか、休日でも呉服屋バックでちょっと嫌な予感のするところとか落ち込み
本当は着るより、刺繍してみたいのが本音ですがウインク

手作り心が触発されて、帰りに大きい手芸店に行ったんですが、幸い、というかなんというか
気に入る刺繍キットは無かったので買うまでには至りませんでした(笑)
img01.jpg


「イタリア美術とナポレオン」

「イタリア美術とナポレオン」展、京都文化博物館。

前出の「ラグジュアリー~」と同日に行ったんですが、京都市内はエライ人落ち込み汗
ある程度は予想して行ったんですけど、それでも凄かったです。
地図とにらめっこして立ち止まっている人多数汗
めっちゃくちゃ道聞かれました...困った
でも美術館はどちらも空いていて快適ドキドキ小

20090201_art_01.jpgさて、展覧会ですが、
ナポレオンの生まれ故郷コルシカ島にある、フェッシュ美術館という所の所蔵品だそうです。
ここに、日本初公開のボッティチェリ「聖母子と天使」という絵が来るというので観に行きました。
若い頃の絵らしくて、後の絵の事を考えるとやっぱり描画力は未熟なんですが、
一緒に展示されていた同時代の他の画家の宗教画と比べると秀でている感じがしました。
その他に大きな目玉はないのですが、宗教画は見応えがあったし、
『当時フランスで活躍した画家』と名前の所に書いてある絵があったり。
ここに並べられるくらいの画力があるのに名前は残らなかったんだ...なんて考えてみたり。

italia_img03.jpg後半、ナポレオンに関する展示だったのですが(美術館のコレクションの持ち主はナポレオンの叔父さんだった為)ナポレオンに対しての知識も興味も薄い為、ほとんど流し見ダメ
教科書で見た事ある肖像画があり、その向かいにナポレオンのデスマスクがあって、
「同じ顔だ~」と思いました(笑)

「ラグジュアリー・ファッションの欲望」

京都国立近代美術館での「ラグジュアリー・ファッションの欲望」展

ファッションをラグジュアリー(豪華、贅沢)という観点から考えるという展覧会。
服飾の事なんてまるで素人(いや素人以下かも)なんですけど、
最近とにかく刺繍が気になって。
17世紀~のドレスが出るようだったのでそれが観たかったのです。
機械が導入される前の、手作業の金糸銀糸の刺繍。
どれほどの時間がかかったんだろうとか気が遠くなりつつ、細部までじっくり観察出来ました。

豪華な後は「削ぎ落とすことは飾る事」というセクション。
無駄な装飾は省いたシンプルな服ばかり。シンプルな中にそれぞれの個性があってこれはこれで面白かったです。
ただ...ナイスバディじゃないと着れないな、絶対(笑)

川久保玲の展示も面白かったです。
実際服をマネキンの反対側に、その服の平面図(展開図じゃなく、着る前の広げた図)の写真があるんですが、
「どっから首出して手出すの???」と思う不思議な平面図。
デザイン描いて、平面←→立体を考える頭、凄過ぎる...汗

1002.jpgドレス以外の点で惹かれたもの、ヒールの装飾です。→
こういうヒールのサンダル、欲しいなぁ笑顔
あ、そうそう、髪飾りで船になってるやつがありました。
セットした髪の上に帆船が乗ってるんですよ、30cmくらいの大きいのが。
マリー・アントワネットの映画とか観ると、とんでもないのが頭に乗ってる事ありますけど、
本当に史実なんですねぇ...

「japan 蒔絵」展

大好きな京都国立博物館に、これまた大好きな蒔絵を観に行って来ましたキラキラ
museum.jpg
この佇まいが好きハート

国宝・重文から始まり、高台寺蒔絵、南蛮漆器、ヨーロッパのコレクション等々お腹いっぱい蒔絵を堪能出来ました。
ヨーロッパで東洋趣味が流行った時、蒔絵の事は「japan」と呼ばれていたそうです。
あちらの人には何処の国の何、というよりも「東洋的」である事が重要だったようです。
蒔絵をはめ込んだ西洋家具(バロック様式とか)もたくさん来ていましたが、
それはそれでとても素敵キラキラキラキラ
exhibition_photo09.jpg
ポプリ入れ。取っ手は見えにくいけどヘビなんですよ~へび

日本から輸出される蒔絵ではとても足りず、模倣するようになるのですが、
完璧に模しているようで、犬だけ西洋風に変わっていたり細かく観るととても面白かったです。
inu.jpg

時が流れ、ヨーロッパへの需要が少なくなり(王政崩壊の為)国内需要も低くなる中、
万国博覧会へ出展、飛ぶ様に売れたそうです。
この頃は小さな硯箱や、お香遊び(香りを当てるやつね)の箱など、
めっちゃ小さいのにもの凄く凝ったものばかりが登場します。
蒔絵も大好きだけどミニチュアも大好き!な私。
かなりの時間をそこで割きましたウインク汗
kou1.jpgkou2.jpg
このお香箪笥、高さ10cmくらいしかありませんラブ

空いていたし、展示数も多くて大満足でしたラブ
こういう所へ行くと自分も何か作りたくなりますねぇ笑い
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